西千葉アーバンファーミングとは?
「西千葉アーバンファーミング」では、 西千葉学園通り沿いの公有地・民有地 の一部にコミュニティガーデンを整備 することで、歩いて楽しいストリート にすることを狙いとしています。
目的
千葉市西千葉学園通りでは、アガパンサスのお手入れが地域住民の手で行われています。2022年から始まった社会実験「みんなのみちばたプロジェクト」では、西千葉学園通りの街路樹帯にベンチが置かれ、2023年には、街路樹帯のバーを活用した「まちいす」が設置され、歩きやすく居心地の良いまちなか(=ウォーカブルなまち)創出の試みが進められています。 このような中で、西千葉学園通り沿いに、野菜や有用植物などの「暮らしに役立つ植物」を育てられる 西千葉アーバンファーミングを設置し、興味のある地域の方々に参画していただくことにしました。アー バンファーミングとは「都市部で農を行うこと」を意味し、野菜づくりの楽しさを都市部で感じられるだけでなく、地産地消、フードロスの低減、CO2の削減、環境保全、地域コミュニティの活性化、都市部と農村部の交流などに役立つと考えられています。
地域住民の皆さんはアーバンファーミングに感心をお持ちです
緑町一丁目にお住いの方を対象にしたアンケート調査では、学園通りの街路樹帯にコミュニティガーデンを整備する事に対する好意的なご意見が89%と多くみられ、実際に携わってみたいという回答も31%ありました。また、空き地を活用してコミュニティガーデンを整備することに対して好意的なご意見も91%と多くみられ、実際に携わってみたいという回答も31%ありました。
西千葉アーバン・ファーミングが目指すモノ
①歩く楽しみを誘発
アガパンサスの生育が芳しくない箇所やプラタナスの切株など、街路樹帯の緑が途切れている箇所にプランターを置き、「暮らしに役立つ植物」を育てることによって、季節の彩りを連続させます。
②新たなコミュニティの輪を創出
参加者同士の交流はもちろんのこと、野菜の収穫時には収穫祭などのイベントを開催することで地域活動に参加したことがないような親子連れや大学生などにも気軽に参加していただき、イベント時に地域住民が長年取り組んでいる学園通りのお手入れ活動も紹介することで、学園通りの魅力化への思いを共有してもらいながら、コミュニティの輪を広げていきます。
③道行く人々の意識を啓発
店舗が並び、京成みどり台駅や千葉大学、弥生小学校、緑町小学校にも隣接する学園通りでは、地域住民・大学生・会社員・小学生など様々な人々が通行します。プランターに隣接して滞留空間の創出や、採れた野菜の収穫祭などにより、道ゆく人々の興味・関心を喚起するとともに、ポイ捨てや騒音などのマナー向上の啓発にもつなげていきます。
④ストリートをみんなの空間に変えていく
ストリートをみんなの空間として共有し、一人ひとりが自分たちの暮らしを楽しみ、ストリート内に移動だけでなく、様々な使い方ができる場所を増やしていくことで、まちのクオリティ・オブ・ライフを高めていきます。また、自分たちのまちを自分たちで管理するエリアマネジメント体制の構築も進めていきます。
西千葉学園通り沿いのZOZOの広場の一角と街路樹帯を利用して、4つのプランターボックス・1つのレイズドベッド・1つのベンチを設置する予定です。
西千葉学園通り沿いのZOZOの広場の一角と街路樹帯を利用して、4つのプランターボックス・1つのレイズドベッド・1つのベンチを設置しています。
育てる野菜等
様々な野菜や花を育てています(2024年5月31日更新)
西千葉
アーバン
ファーミング